桃源郷フンザ と ナガール谷トレッキング 〔２００１年４月〕
桃源郷フンザ と ナガール谷トレッキング
〔２００１年４月〕
フンザは、パキスタンの北部、インダス河の支流フンザ渓谷の標高２５００ｍ付近に広がる地域です。
ラカポシ（７７８８ｍ）をはじめ、峻険で美しい数多くの７千ｍ級の氷雪の峰々に囲まれ 、
フンザ川の緩やかな水流を挟んで緑の畑とポプラが連なり、春には一面の杏の花に覆われます。
まさに桃源郷の名にふさわしい別天地です。
また、この地域は、３０数年前までミールとよばれる藩主が治める自治王国であり、
パキスタンの中でも独特な文化圏を形成しています。
イスラム教についてもこの地域の宗派の戒律は非常にゆるやかです。
２００１年４月、杏の花の満開の時季を選んで，家内と フンザ を訪れました｡
アルパインツアーサービスのトレッキング企画に参加したものです。
リーダーはトップクライマーであり写真家でもある船尾 修さん。
運良く、イスラマバードからスカルドまで飛行機を利用でき、
スカルドからはギルギッドを経てカラコルムハイウエーを遡ってフンザに入りました。
フンザでは桃源郷の春を満喫することができました。
また、フンザ川に流れ込むナガール谷のブアルタール氷河・バルプ氷河を渡る短いトレッキングを楽しみました｡
今回は、各所に点在する磨崖仏や仏教伝来を示す線刻画などを訪れました。
とりわけガンダーラの仏教遺跡見学は貴重な体験でした。
また、経路の町々でバザールを訪ねる時間も多く、山とは別の楽しみも豊かでした。
Slideshow 《写真をクリックしてください》
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１．地図（パキスタン北部） 〔往路〕 イスラマバード→スカルド→ギリギッド→フンザ 〔復路〕 フンザ→ギルギッド→イスラマバード |
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２．参加メンバー 今回は家内と２人でアルパインツアーサービスのトレッキング企画に参加した。 （写真左から） 山口雅子・船尾修氏（アルパインガイド）・ 山口武 |
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３．ナンガパルバット（８１２５ｍ）（空撮） スカルドへの山岳飛行便から見るナンガパルバットの迫力は圧倒的である。 |
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４．スカルドのシャングリラホテル 大きな池を囲んでコテージが点在する豪華なリゾートホテル。 |
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５．サトパラ湖 スカルド郊外にある美しい山の湖。 |
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６．インダス河ー（１）上流部 （スカルド付近） |
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７．インダス河ー（２）下流部 （チラース付近） |
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８．フンザ－（１） 全景とラカポシ フンザ川を隔てて主峰ラカポシ（７７８８ｍ）が５千ｍの比高で聳える。 （平山郁夫画伯の作品にこれと同じアングルのものがあります） |
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９．フンザ－（２） 杏の里 ポプラの新緑と満開の杏の花。 |
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１０．フンザ－（３） ディラン 満開の杏を前景にディラン（７２６６m）が聳える。 |
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１１．フンザ－（４） バルチット・フォート（藩主の館） |
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１２．ウルタール（７３２９ｍ） フンザの背後に聳える峻峰。 |
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１３．ラカポシ（７７８８ｍ） （西面） カラコルムハイウエイから。 |
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１４．ウルタール２峰（７３８８ｍ） ナガール谷から。 |
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１５．モムヒルサール（７３４３ｍ） フンザ川上流左岸にそびえる。 |
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１６．レディース・フィンガー（左）とフンザピーク（右） フンザ（カリマーバード）から。 |
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１７．スパンティーク（７０２７ｍ） バルプ氷河の源流に屹立する峰。 ヒスパー谷トレッキングで。 |
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１８．ヒスパー谷トレッキング（１） ブアルタール氷河に入る。 |
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１９．ヒスパー谷トレッキング（２） ブアルタール氷河を渡る。 （田畑 晃さん撮影） |
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２０．カラコルムの人々 |
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２１．バザールの人々 | ||
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２２．磨崖仏 |
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２３．仏教遺跡 |
